アメリカヤ(1)

アウトライダー誌の通信員・リョウタローさんから「韮崎駅近くに、荒川さんの好きそうなアメリカヤという名前の定食屋がある」ときいたので、「取材」しに行くことにした。

OR誌の記事を片手に、店を探し当てた。

5階建ての細長い建物で、屋上には「アメリカヤ」の大看板。

3階と4階のベランダ部分に鶴の人形が飾ってある。

2階のベランダには、鷲と信楽のタヌキ。

建物の1階部分。

ここにもデコレーションがたくさん。

「ようこそいらっしゃいませ ほしの」と書かれている。

この店の方の苗字は「星野」さん。

店の脇には、二宮金次郎と小便小僧。

小便小僧の脇から出ている水は湧き水らしい。

「この水は二百九十米の地下から自噴する鉱泉で最高の飲料水であります。温度22度」の看板があった。

「この水をお持ち帰りの方はこの二宮金次郎に一円でも五円でも上げて下さい。福祉のために寄付しようと思っております。上げてくれない方は持ち帰りをお断りします」。

「一円でも五円でも」というところが面白い。写真を撮りまくっていたら、店内から年配の男性が出てきた。

70歳くらいに見えるけれど、この方がご主人?きいてみたら、たしかにご主人(星野 貢氏)だったが、なんと、年齢は94歳!

たまげた〜!タダモノじゃないわ、この方。


「後で、中で食事しますから、写真撮らせていただきませんか?」「いいですよ」星野氏、いきなり、近くのショーケースをあけ、「どれがいい?」おいおい、いきなり飲み物か?喉が乾いていたので、いいタイミングだと思い、ポカリスエットをいただいた。お金を払おうとすると、星野氏「いいから」。おごりらしい。いいのかな〜?ま、いいや。いただきま〜す!

で、飲みながら、店の前で星野氏に伺った話。

●この店は、南米、北米で18年間働いた兄から昭和19年に譲り受けた土地に、41年頃建てた。だから、アメリカヤという名前。

●脇の湧き水は、自分が4年かかって掘り当てたもの。当時は自噴していたが、だんだん枯渇してきて、現在はモーターで汲み上げている。自分は人のため、世のためになることをするのが好きなので、水を持ち帰る人からは寄付を頂くことにしている。ただし、この場で水を飲むだけなら、無料。


星野氏、耳が遠いらしく、何度か聞き返さなくてはならない所もあったけど、老人くさい、話のくどい部分は無し。頭脳明晰な方とみた。しかし、この方、本当に94歳なの?自分の足でしっかり歩いているし。

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