アメリカヤ(4)

星野氏が「平和観音の隣の墓地に星野家のお墓がある。おまいりして帰って下さい」とおっしゃるので、そちらも見学させていただくことにした。

観音脇の駐車場にバイクを止めてうろうろしていると、ご主人とおじさん(息子さん?)が車(まじめな日本車)でやってきた。「墓はそこじゃない!」「歩くと距離がある!」「ついておいで」というので、お言葉に甘えて、案内してもらうことになり、後ろにくっついて、火葬場の脇から墓の前までバイクで乗りつけた。

(車でも墓の前まで行けますが、道がわかりにくい・・・火葬場を目印に探してみて下さい)

旗、置物、ペットボトル風車、アヒルの風見鶏、二宮金次郎等ですさまじいばかりのデコレーションだった。

墓石もでかい。台座を入けれて18トン。スウェーデンから取り寄せた石で、山梨では扱える業者が無く、茨城の業者に発注したそう

墓地の中でこの一角だけ雰囲気が違う(喜)。

アメリカヤなので、日章旗とアメリカの国旗も立ってます。

星野氏のブロンズ像発見!

こちらは亡くなった奥さんを模した観音様。

こんな派手なデコレーションに囲まれて、さぞ幸せでしょう。

脇に石でできた虎があった。

星野氏「これは、すぐ上の兄なんだ・・・。18歳の時に流行性感冒で亡くなって・・ここに来るたびに、「兄ちゃん、兄ちゃん」と言いながら、お水をあげるんだ・・・」。

年齢から換算すると、虎年(1902年)生まれのお兄さんが亡くなったのは、1918〜19頃に流行ったスペイン風邪(日本でも30〜40万人死亡)ではないかと思われる。お兄さん、亡くなって80年以上もたっているのに、覚えていて下さる方がいて、幸せだ・・・。

お礼を言って、お墓を退去した。

平和観音の所まで戻ってみると、「通路コンクリート舗装・寄贈アメリカヤ」「鉄板寄贈アメリカヤ」のプレートが。

やってますね。星野さん(笑)

●アメリカヤ
山梨県韮崎市中央町10-17、韮崎駅から徒歩5分、0551-22-1404、8時〜18時、年中無休

星野貢氏は、03年7月に亡くなりました。

03年10月現在、アメリカヤは閉店中(再開するかどうか未定)、お墓のデコレーションもすべて撤去されております。

星野氏のご冥福をお祈りします。

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