富士サファリパーク(2)

後半の動物舎見学は面白かった。

サファリだから、夜も動物は外で寝ていると思ったら、静岡県の条例で、動物は夜は動物舎に入れないといけないそうだ。

動物舎の説明をして下さったライオン担当の武井さん。

手慣れた感じで説明し、質問に答えていたが、サファリバスの運転手さんの話では、武井さんは、ここに配属されて、ストレスで1カ月くらい下痢が止まらなかったらしい。

それだけ、動物の世話って大変なんだな。

動物舎の出入りをする時には、足元の消毒用マット(塩化ベンザルコニウム使用)を踏んで出入りする。

【飼料庫】

干し草は動物種によって草の種類、湿度が細かくコントロールされているらしい。

ダチョウのエサは大きな袋に入って積み上げられていたが、これは、富士サファリ特製ではなく、各地のダチョウ牧場と共通の商品らしい。実際は、これにさらに別のものを調合してダチョウにやったりしているらしいが。

これは、フラミンゴや草食動物用のペレット。

かじったら、味が無い、粉っぽい、まずい・・・。動物って、よくこんなものばかり食べてるな。

ところで、これって狂牛病の心配無いのかなぁ(ボソッ)。

これ何の角だったっけ?

他、重さが4.5キロもあるワピチ(でかい鹿)の角もあった。

【キリン舎】

エサ、水は地面ではなく、高所(2階部分、キャットウォーク上)に設置。キリンの角は2本だと思っている人がいるが、実は5本。

前頭部中央に1本、頭頂部に2本、後頭部に2本。

後ろの2本はキリンがうつむいて顎をひいた姿勢でないと見えない骨の突起状の角である。

キリンが首を寝違えたら大変だと思ったが、そんなことはありえないらしい。

【シロサイ】

背中の前の方に「いぼ」のようなものがあるが、これはツノ同様、爪と同じ成分。

人間でツメが水虫で白く濁ったり変形したりしている人は多いが、サイのツノは、サイがマメにこすってメンテしているので、水虫にはならないそうだ。

【ゾウ舎】

ゾウは檻の中に入れて飼うのではなく、ここでは、だだっぴろいスペースに鎖飼いされているとのことで、床にゾウの足首を繋ぐ鎖が固定されていた。病気で治療するさいには、写真左の檻の中に入れるが、ゾウが檻によりかかった際に人間が押しつぶされないように、柵の隙間は人間が出入りできる幅になっているそうだ。さらに、ゾウは寒さにとても弱いそうで、天井に大きなヒーターが付いていた。

【ラクダ舎】毛の抜け代わりで、みすぼらしい姿のラクダと、ダチョウがたくさんいた。

【ライオン舎】

ライオンの子と記念撮影に使うのは、生後1カ月くらい。大きくなって危なくなると、こちらに移されてくる。今、こっちにいる子供は3カ月くらいだが、歯が生えていて、噛まれると大怪我する。

ライオンは小屋に四駆で追い込むが、ほとんど条件反射的に、自発的に小屋に入る。ライオンからすると、車は怖い乗り物だから。

ライオンのエサは毛をむしった鶏まるまる1羽。骨や内蔵まるごとバリバリ。これも足場の上から観察できた。

スペシャル動物ツアーが終わったのは、2時40分。ナイトサファリは日没後からなので、時間が大幅に余っていた。そこで、いったんサファリパークを出て、奇石博物館に行ってきた。

再びサファリパークに戻ったのが5時過ぎ。ゲートで3000円払い、7時のバスを予約した。5時過ぎると、お土産売場以外はほとんど閉店、麺類も全て売り切れということなので、フランクフルトを一本食べ、ベンチで仮眠。7時にナイトサファリツアーの開始。

使用するバスは、エサやりツアーで使用する金網張りのトラバス。乗ったら、防寒用ジャケットが一人一枚ずつ置いてあったけど、私はバイクの装備なので不要。で、渡されたナイトスコープの使い方を教わった。へぇ!真っ暗なところが昼間みたいによく見えるじゃん!ずっと見ていると目がおかしくなるので、左右の目で交互に覗くといいみたい・・・。カメラ、ビデオ使用禁止、ライト類を決して覗かない、という注意を受け、電気を消してサファリゾーンへ。

○クマ--寝ている奴と、歩き回っているやつがいた。バスの横を行ったり来たりする個体は、昼間、トラバスからエサをもらったので、今回も期待してうろうろしていたらしい。
○ライオン--寝ているのが多かったが、一部、群をなして、レンジャーの四駆を追っかけているのがいた。
○トラ--バスに沿って併走する個体あり。
○ライオン、トラ等の肉食獣は、野生では、主に、日没後、日の出前の時間帯に狩りをするらしい。
○草食動物も、夜はだいたい坐って休んでいた。シマウマで、一頭が坐り、もう一頭が立っているのがいた。これは、一頭が見張りをひきうけているらしい。
○富士山見たら、登山小屋の明かりが綺麗だった。
○動物は夜目がきくので、人間がしっかり見えているらしい。
○岩場のビッグホーンは絵になる!

真っ暗でメモが取れなかったので、覚えているのは、このくらい・・・。

●富士サファリパーク
静岡県裾野市須山字藤原2255-27、R469に表示あり、0559-98-1311、入園料2700円、
9時〜17時(3/16〜9/30)、9時〜16時30分(10/1〜10/31)、10時〜15時30分(11/1〜3/15)
年中無休
10/29までの土日祝、祝前日および7/19〜8/31の毎日はナイトサファリもあり

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