飛騨大鍾乳洞(2)

自然史関係の展示物も豊富。

左はイッカクの角(2m45cm)。一本の歯が長く伸びたイルカの仲間。この動物は図鑑に普通に出ているが、右の「ニカクの角」は珍しい!イッカクの突然変異で、2本の歯が伸びている。こちらは2m25cm。
これ、ペニスと睾丸を干したものだということはわかるのだが・・・いったい何の動物の?
他、魚の化石たくさん、ウミユリ、フズリナ、像の骨の化石・・・等が展示されていた。

それにしても、すごい財産だ。金塊の監視係のおばちゃんに「大橋氏って、何をやってこんなにもうけたんですか?」ときいたら、いろいろな職業を点々として、この鍾乳洞を発見した昭和40年には神戸でパチンコに使う部品を扱う商売をしていたとのこと。当時、化石ブームだったので、ここに化石を掘りに来て、鍾乳洞を発見したそう。当初は鍾乳洞だけの予定だったが、入場料1000円では高すぎるとのことで、美術館を作ったらしい。

大橋氏は4年前に亡くなった(それで「寿」?)そうで、美術館の展示物一式を丹生川村に寄贈したとのことで、これからもこの美術館は安泰らしい。

次に鍾乳洞。

第一洞、第二洞、第三洞に分かれていて、第一洞は勾配もゆるく、よく整備されているが、奥に行くほど、道がきつくなる。照明は一部、赤青緑の原色ライトで、壁面に色がついて、とても綺麗である。

「日本最高所(800m)の鍾乳洞」、「日本に一箇所しかないヘリクタイト」「高松宮殿下ご命名・王冠 昭和46年2月27日」(左の写真)「ウミユリの化石」等、見るべきスポットが点在していた。
出口付近にあった「洞祖神」の集団。

これで終わりかと思ったら、出口に「世界の珍石宝石博物館」があった。

ここにも木彫りの「世界最大の虎」(全長5m)、紫水晶、佐渡の赤玉石、万博に出品された日本庭園の石、アンモナイト化石、宝石画多数等、お宝がたくさん。

そして、出口には、宝石、置物系を中心とした、売店がしっかり設けられていた。象牙の宝船が25万円だって(笑)ここは見るだけで素通り。

この施設、駐車場の外に「両面宿儺」の洞窟もあったが、残念なことに、こちらは入洞禁止になっていた。(両面宿儺は5世紀にこの地を支配した豪族。朝廷に滅ぼされたが、ここでは英雄視されている。)

●飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館
岐阜県大野郡丹生川村日面、R158沿い、0577-79-2211、
8時〜17時(4〜10月)、9時〜16時(11〜3月)、無休、1000円

→「飛騨大鍾乳洞(1)」に戻る