光記念館

高山郊外にある光記念館は、宗教団体・崇教真光の美術博物館である。

建物の形はユニーク&ゴージャス。

マヤの神殿風の巨大な建物。

壁面を滝のように水が流れてた。

本館の入り口。

奥に見えている建物との間には、道路(上の写真)があるのだが、隠れて見えない設計になっている。

巧妙!

館内は撮影禁止(残念!)なので、中庭のピラミッドの写真。

このピラミッド、内部は中空。

内側の光景もすばらしいのだが、撮影禁止で本当に残念。

ピラミッドの脇の壁の装飾も凝っていて、意味ありげ。

この建物全体、名前の知れた建築家が設計したんじゃないか??

建物だけでも一見の価値あり。

内部は地下3階から1階までの4層からなっていた。

【地下3階】切符売り場、コインロッカーなど

【地下2階】美術品の展示室
 玉堂、大観等の日本画、
実物大の能舞台(すごすぎ!)、陶磁器の展示。値打ち物ではないかと思われるが、見る目の無い私には「猫に小判」(残念)。

【地下1階】
「地質科学よりみた飛騨展示室」

大量の化石類を中心にした展示。化石類は量で圧倒!! 高山盆地の形成のCGは力作。

このコーナーの一番の、みものは、中庭展示室にある実物大の恐竜の模型。

スギヤマリュウ(全長13m)。

福井県で出土したクビナガリュウである。

カガリュウ(全長10m)。

こちらも福井県出身。アロサウルスの仲間。

恐竜の巨大模型はあちこちの公園や博物館で見かけるが、「最新の科学技術をもとに、尾、筋肉、皮膚の表現まで精密に復元しています」と書かれていたとおり、ここのは作りが非常に精巧。

なんでも、国内のこの手の分野では非常に有名な業者に特注して作ってもらったらしい。

残念なのは、この2体しかないこと。係の人に、「2体じゃ寂しいから10体くらい作って下さいよ〜」と言って笑われてしまった。


「人類史展示室」

日本や世界の不思議な遺跡について展示。吉見百穴(埼玉)、忍路三笠山ストーンサークル(北海道)、黒俣山(秋田)、位山(岐阜)、カッパドキア(トルコ)、ナンマドール(ポナペ島)、トロイ遺跡等・・・。「ムー」等で取り上げられている珍説、奇説について突っ込んで説明してあったら面白いと思ったのだが、いわゆる一般常識の範囲内にとどめてあった。

宗教系の博物館には、鹿児島の多宝仏塔(旧・ムー大陸博物館)をはじめとして、ぶっとんだ内容の展示がままあるのだが、光記念館は、まとも系だった。よ〜く見ると、自然科学のコンピュータークイズコーナーで問題の出題をする人物が神様の格好をしていたり、「地球が生命の発生に適した場所にあるのは奇跡に近いことです」(→神の思し召しと言いたいのか?)、「ムー大陸の存在は科学では実証されていませんが、証明できないものは認めないのが現代科学です」なんて書かれていたりして、ツッコミを入れたくなる所もあるにはあるけれど、この施設にB級度を期待して行くと、おそらく、がっかりするであろう。

しかし、建物、展示されている物件が一流なので、入館料900円の価値はあった。

【一階】
「顕彰記念室」

「世界人類の悠久平和を確立するという壮大なご構想を、約40年前にご発表された岡田光玉師を顕彰する展示室」うっかりして、このフロア、見落としてしまった。所詮、荒川のすることは・・・。

なお、光記念館の隣は、「五色人(いろびと)公園」になっていた。五色人って「武内文書」(超古代文明について記述された書。偽書とされている)に出てきたアレですか・・・。

●光記念館(ひかるきねんかん)
岐阜県高山市中山町175、0577-34-6511
10時〜17時、月休、年始年末休、900円