伊賀忍者屋敷

伊賀忍者屋敷は上野城の公園の中にあった。そのせいか、観光客がたくさんいて、甲賀のようなさびれた雰囲気はなかった。

しかも、入り口に、「忍者ショー」(by阿修羅)の看板が!これって、GWに関ヶ原ウォーランドで見られなかったやつじゃないの??楽しみだな〜。

ここの施設は観光用に移築された忍者屋敷と二つの博物館(忍術体験館、忍者伝承館)からなっていた。

忍者屋敷は甲賀流忍術屋敷に比べるといいかげんで、どんでんがえしも回すと勢いでいつまでも回っているもので、「昔の忍者は、これをぴたっと止める技を持っていた。皆さんも練習してみて下さい」って(哀)。これを作った人って、甲賀には行かなかったのかな?? 

忍術体験館には縄ばしご、聞き筒、戸締まり器、忍び装束、忍び刀等、実際に使われた忍者道具400点が展示されていた。「水ぐもでは、実際には水の上は歩けず、泥の上の歩行のみに使われた」・・・これも新解釈。甲賀の里忍術村の水上歩行体験よりはマシか・・・。

11時になったので、忍者ショー(別料金200円)を見に行くことにした。この日、忍者軍団の他のメンバーは他施設に出張公演中(関ヶ原か??)なので、出演する忍者は、40代とおぼしき男性が一人だけ。この内容がすごかった。

忍者刀の使い方。

日本刀でワラ束を切ってみせて、「直刀槍型の忍者刀はこのような用途では使えません」。客に刀を握らせて、「重いでしょう?これは突き専門なんです」。そして、ワラ束に突き。他、登る時の足場に使ったり(刀についている紐は、刀を最後に引き上げるのに必要)、鞘をシュノーケルに使うという説明。

手裏剣実演。

一個200gもあるので、映画でやるように、たくさんたばねて持つのは無理。でも、トリカブトが塗られているので、敵にかするだけでもOK。投げ方は横にして放るのではなく、縦投げに。ということで、実演。

この忍者さん、他に「忍者はふだんは農業してましたから」と、鎌を投げて、的にぐさり。他、棒形の手裏剣もあり。

驚いたのは、菜箸の手裏剣。木でできたものが、どうしてベニヤ板貫通するねん!忍者さんの話では、「回転させて投げるのがコツ」「これができるのは、私一人だけ」だって・・・。(ちなみに、この方、忍者歴25年だそうです。)

笛吹き矢。

馬の糞の中に一週間つけた矢を使う。「破傷風菌のせいで、2時間で熱、3時間でしびれ、4時間で死ぬ」って。だけど、これって破傷風菌の潜伏期間、症状を考えるとおかしい。他の菌では?

二丁鎌。

ヌンチャクのようにして使用。
この忍者ショー、今年の1月から始めたそうで、夏休み期間は7/20〜8/26、月休。11時から15時まで1時間おきにやるが、土日祝日は1時間待ちの人気だそう。

忍者ショーの後、200円で本物の手裏剣投げ体験をした。4発投げて2発が的にささった。見ていたら、小学生くらいの男の子の方が、私より上手かった。野球のボール投げ等で鍛えているせい?

最後に、忍者伝承館へ。こちらはハイテク系の博物館。忍者五道(食体気香薬)をコンピューターで検索したり、忍術の秘伝書「万川集海」(藤林保武、1676)を画面上で読んだりできるコーナーがあった。

笑ったのは、「忍ジャーズダンスコンクール」関連の展示。なんでも、和魂洋才のダンスで、大会は今年でちょうど5周年だそうだ。私はきいたことがないけど・・・。踊りを機械が判定するプロモーションゲームなんてのもあった。。。

●伊賀流忍者博物館・伊賀忍者屋敷
三重県上野市丸之内117、上野城の敷地内、0595-23-0311、
9時〜17時、12/29〜1/1休、700円。だんじり会館、伊賀上野城との共通券1450