若旅民具茶屋(5)

古い掛け時計もたくさん。

さきほどの民具茶屋に比べると、整然とした感じ。

展示物が埃をかぶっていたり、折り重なっている状態ではない。が、やはりここも展示物のジャンルの広さ、物件の数に関してはすごいものがあった。

展示物が触り放題のところもいい。

剥製の熊は「靴を脱いで、熊にまたがって写真を撮って下さい」だし、大正15年発行の「乃木将軍写真画報」や、昭和15年発行の「転戦回顧 支那事変従軍記念写真帳」(非売品)が読み放題!!公立の博物館では考えられないことである。

そういえば、この近くの藤原というところに「集古館」という民芸館があるが、こちらでも、たしか、明治時代や戦時中の教科書がさわり放題だった・・・。

他、「国鉄記念館(若旅資料館)」の展示物一覧(鉄道以外)

着物、カンジキ、ひょうたん、玩具の林檎、薬研、ざる、ワラ靴、竹の容器、熊の剥製、獅子頭、仏画多数、銅鐸多数、木の人形多数、仏像多数、タヌキの剥製、鉱物、ホロスコープ図、鹿の角、パイプを吹く男の人形、木の椅子、木の器、大太鼓、珍木多数、古いタンス、鎧武者人形、キーホルダー大量、仏像の頭、仏具、ステンドグラスの卓上灯、木彫りの五重塔、おかめとひょっとこのマグネット多数、カタナのツバ、小さな風車多数、ゼロ戦型ライター、七宝焼の壷、テディベア多数、カッパ裸像、瀬戸物フクロウ、お守り多数、毛筆で書かれた衝立多数、熊の財布多数、メダル各種、キーチェーンレーザー多数、数珠とプレスレット多数、線香大量、サングラス多数、杖多数、木のコースター多数、虫眼鏡多数、足踏みオルガン、映画ポスター、スキー板、郵便局員の箱とカバン、赤ちゃんを入れたつぐら、富山のクスリ売りの箱、パチンコ台、めんこ多数、三浦友和のパネル、二つに割れた木の太鼓、古いラジオとテレビ、沼田カルタ、水上の写真多数、大日本帝国国防婦人会のたすき、憲兵の腕章、古うちわ大量、兵隊さんの外套、三笠艦隊軍艦内部イラスト、まゆのざくり、アコーディオン、原動機つきの自転車、紀元2600年記念庭球大会優勝旗、SPレコード、蓄音機、日の丸寄せ書き、防空頭巾、軍靴のレコード、タバコの箱大量、昔の井戸ポンプ、ゼロ戦の発動機のカバーとタイヤ、東京オリンピック特集記念号、バードカービング、昔の絵はがき大量、表彰状・・・。

とんでもない種類と分量だった。

この資料館、地元の人のサロンとしても利用できるようになっていて、ソファーやカラオケセット(左の写真)があった。

サロンとしての名前は、「北原会館」

どうして「北原」なんだろう? これもきいておけばよかったな。

さてさて、

鉄道関係の資料は一部屋だけだったが、ここもなかなか充実していた。

展示物

SLの前照灯、プレート各種、写真多数、熊谷駅高所大時計、上越線にひかれて死んだ熊の剥製、国鉄の制服、通票と通票閉塞器(水上〜湯檜曽の単線区間で使用)、切符多数、踏切警報信号灯、古い構内電話、乗務カバン、構内で使われていた時刻表、昭和51年豪雪復旧協力褒賞、特別機関科修了証・・・

規模はたとえば、新津市にある鉄道博物館に比べると小さいが、マニアから見たら、掘り出し物がたくさんありそうである。

これが、若旅氏の乗務していた「とき」号最後のプレート。

特急ときの形の便所使用知らせ灯

どうやって使ったんだろうね?

それにしても、この資料館、セキュリティは大丈夫なんだろうか?

触り放題なのは嬉しいけれど、マニアが下心起こして盗ったりするんじゃあ??ちょっと心配。

外に出たら、用事をすませてきたおばさんとばったり。おばさんはこれから、下の民具茶屋の方で仕事をするそうで、資料館を施錠して、去っていった。

館外の軌道自動自転車(昭和16〜60年、保線用)等を見学して、若旅さんの展示物見学は全て終了。

全部見て、所用2時間半・・・。すごい所だった。

●若旅民具茶屋
R291沿い、水上温泉の北、大穴スキー場近く、道の左手、0278-72-2074、
金休、10時〜18時、前日までに申し込みがあれば、8時開館もOK。1〜3月休
300円、コーヒーつき500円、食事をするとタダ

●国鉄記念館(若旅資料館)
群馬県利根郡水上町大穴スキー場前、0278-72-4010
4〜9月、9〜17時。11〜3月、10時〜16時。金休
300円、コーヒーつき500円。

●ロッジ若旅
民宿。スキー場前。0278-72-2074(昼間)、72-2639(夜間)

スキー場がやっていない時期は、民芸茶屋に行って、「資料館に行きたい」とお願いすること。資料館とロッジ若旅(自宅)の方、不在のことがあるので。
冬場は、民芸茶屋は休み、資料館は、ロッジに人がいるから、直接行ってもOK。

2008年のレポート

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