道の駅のゼータガンダム

岡山の元アウトライダー通信員のOさんに、「道の駅・久米の里に実物大のZガンダムがある」ときき、見に行くことにした。

8時過ぎに久米の里に着いたら、ガンダムはまだガレージの中。

あれ?これ、小さくないか?設定上のZガンダムはガレージに書いてあるとおり、「全高19.8m、重量28.7t、出力2020kw」の筈。近くの看板を見てみたら、「全高7.0m、全幅3.5m、重量2t」だって。1/3スケールじゃん。それでもでかいけど・・・。

道の駅が開くのは10時から。もうすでに暑い。掃除のオバチャンに10時まで待たないとガレージの扉は開かないのか?ときいたら、10時前には開く、とのことなので、9時半頃にまた、戻ってくることにして、近くのガススタの休憩室(冷房つき)に避難して、仮眠。

9時半に戻ってきたら、扉が開いていて、ガンダムが見られる状態になっていた。周囲にはすでに人だかりができていた。

私は、三重からわざわざこれを見に来たというライダーに、ガンダムをバックに写真を撮ってもらった。

胸〜腹の中央部にあるコックピットには入れるようになっているらしい。
写真ではわかりにくいが、足の関節部分等、電気の配線や油圧系が露出している。

このガンダムに関する説明が休憩所にあるというので、覗きに行った。
以下、看板や掲示板に書かれていたこと(一部、まるごと転載)である。

○この「モビルスーツZガンダム」は、メカデザイナー藤田一巳氏のデザインによるもので、作品に登場したZガンダムに藤田一巳氏自身が、さらに手を加えたものである。

○本機は、久米町宮部下在住の中元正一氏(1964年生まれ)が自ら設計図を描き独力で制作したもので、機体は鋼製の内部骨格、外装は繊維強化プラスチック製、脚部は動かせるように油圧シリンダー等が組み込まれています。コックピット内に人が乗り組み操作できる二足歩行型有人汎用機械として約7年の製作期間を経て1999年12月に誕生したものです。

○なぜ、Zガンダムを作ったのか?--全く新しいデザインは思いつきませんでしたので、すでにあるものを使わせていただくことにしました。模型雑誌に掲載されていた「藤田一巳版Zガンダム」が大変気に入りました。直線的なデザインで加工しやすかったです。

○フライングアーマーやシールドをつけなかった理由は?--二足歩行をめざすにあたっては、なるべく軽量に作りたかったので、荷物となる装備は不要でした。また平和利用のため、武器も必要ありませんでした。
→飛行形態への変形は無理のようですね(笑)

○なぜ、1/3スケールになったのか?---Zガンダムの形をした二足歩行型有人汎用機械であり、このスケールがベストと考えています。
 ○中に人が乗ることができる
 ○Zガンダムの形をくずさない
 ○作ることが可能である
これらの条件から全高は約7mと決定しました。これより小さければ人間が乗って操作できなくなり、大きくすれば強度、動力などの問題がさらに増します。また、自分の力ではこの大きさが限界でした。

○動力は?--電気モーターで油圧ポンプを回転させて発生した油圧により各関節に組み込んだ油圧シリンダーを動かしてます。なお、電源は内蔵バッテリーではなく、外部からの供給が必要になります。
脚部に6個の関節と動力発生源のモーターポンプがあり、オイルタンクはふくらはぎの部分にあります。
コクピット内のレバー一本が一つの関節に対応しています。外部の様子はモニター画面で見ることになります。

○歩かせることができるのですか?--現状では動きません。電気配線を行い作動油を入れれば足を動かすことは可能であると思いますが、本体の指示金具を取り外し、歩けるかどうかやってみないとわかりません。転倒防止の問題もあり、動かすところまで残念ながら至っていません。

○中元氏は地元の工業専門学校を卒業後、自動車メーカーに技術者として勤務、平凡な生活を送っていましたが、今やらなければと両親を説得、故郷に戻り、毎日の仕事のあと、制作を続けたそうです。もともとガンダムマニアやアニメファンではなく、ものづくりが好きな好青年で、小説のZガンダムを読んで挿し絵のかっこよさにシビれ、作りたい衝動をどうしても抑えられなかったとか。

○平成12年1月、「道の駅」の建設工事をすすめていたところ、町内(宮部下)の田圃の真ん中のZガンダムの噂が耳に入り、町おこしのためにここに移転することになりました。
平成12年8月8日 久米の里開設
    10月1日 ガンダムの展示、公開

だそうだ。

歩かせるにはコンピューターによる制御が必要だと思うのだが、「アシモ」のホンダとか、スポンサーにつかないですかね??